歩き方をていねいに。

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ていねいに歩くことは、身体のために良いって知ってましたか?

あなたのために。

靴のために。

地球のために。

ちょっと大袈裟かもしれませんが、歩き方ひとつをていねいに行うことで、

自分の健康のためにもなり、靴も長持ちし、地面にも優しくなれる。

この三方よしを生み出すていねいさとは何か?

ぼく自身が改善した経験をもとにお話していきます。

歩き方が招く身体への負担とは?

歩き方の基礎

歩き方とは基本、踵から地面につき、足裏の外側が着地し、足の前足横アーチという部分を小指側から親指側に移行して、親指と人差し指のあたりで地面を蹴りだすという一連の動作で行われます。

<足裏の基本接地>

①踵

②足裏外側

③足裏前足アーチ小指側

④足裏前足アーチ親指側

⑤親指と人差し指

普段何気なく歩いている人をみると、この一連の動作に誤差が生じている人を多く拝見します。

よく見るのは、②の部分で土踏まずに力がのってしまう、扁平足の人です。

靴をみると、内側に傾いているのがわかります。

この場合、母子球のタコや魚の目、足首の内側と膝の内側への負担、扁平足と反対側のお尻上部への負担になります。

これを放っておくと後々、次のような体の状態になってしまう可能性があります。

  • 母子球 → タコや魚の目
  • 足首 → 外脛骨
  • 膝  → 変形性膝関節症(OA)
  • お尻(股関節) → 腰痛・座骨神経症・変形性股関節症

次に多いのが、外側に体重が乗りすぎてしまっている人です。

外見上が“ガニ股”で歩いており、靴が外側に傾いている人がこれにあたります。

この場合、小指側のタコや魚の目、外くるぶしの下側の痛みと膝の痛み、腰痛の原因になります。

  • 小指球 → タコや魚の目
  • 足首 → 外くるぶし下の痛み
  • 膝  → 変形性膝関節症
  • 腰  → 腰痛

この事例以外にも肩こり、首こり、頭痛の原因になったりもします。

知らず知らずに身体を蝕み、気付いた時には大変なことになっている場合が多く、痛みが隣合わせである身体になってしまいます。

外見上にも美しさがなくなってしまいます。

靴の扱い方とは?

前述した歩き方の人の靴は、クセがある形をしています。

本来美しく、ファッション性のある形も歩き方ひとつでその原型がなくなり、すぐにダメになってしまいます。

靴本来の機能としては、『脳を守ること』です。

硬い地面から足を守ることも機能としてはありますが、地面に着地した際の衝撃で脳が揺れるのを靴によって最小限に抑える機能が一番の役割です。

脳は人にとってそれほど重要なものだからです。

いつまでも傾きかけた靴や何年も履いている靴は身体のためにもオススメしません。

こんな状態になったら、靴を変えて見ましょう。

<靴の変え時チェック項目>

・靴底の凹凸がなく、すり減っている。

・靴だけ置いた時に傾きがみられる。

・汚れが目立つ

長く使うためにも歩き方を正しくすることが大事ですが、1日の終わりに感謝を込めて靴底を濡れふきんで拭いてみたり、シューキーパーなどで型を崩さないようにするのもおすすめです。

古くなっても、愛着がある靴の場合は、靴の修理屋さんや靴磨きの専門店に行ってみるのも良い選択です。

地球のための正しい歩行を心がけよう

前述した足裏の着地の仕方以外にも、正しい歩行をするための方法論があります。

例えば「足裏が着地して、前に重心を載せ、膝が曲がる時の膝の位置を足の人差し指に持っていけるように意識すること」や「胸を張って腕を大きく振ること」が挙げられます。

ただ、正しく歩けといってもそう簡単にクセを直すのは難しいのが現実です。

そこで、僕がおすすめしているのが次の方法です。

 足音が出ないように歩く 』

そんなことできるの?

という声が聞こえてきそうですが、完全に消せないまでも実現することは可能です。

足音が出るということは、靴と地面との間に摩擦が生じて音がなります。

これは歩き方が雑な人ほど大きな音がする傾向があるのです。

歩き始めの地面への踵接地をていねいに心がけることで摩擦音のほとんどは、減らすことができます。

踵が丸みを帯びているのは、滑らかに体重移動をするための役割をもち、身体(脳)への負担を減らすためです。

踵から地面につけない人というのは次のような傾向があります。

  • 股関節の柔軟性に乏しい
  • 太ももがあがりづらい

足の延長線上には股関節があり、視点(中心)となり歩くことができています。踵を接地することを意識することが大事だと語りましたが、歩く時に“股関節から歩く”という概念が本来は正しいとは思います。

踵から歩くことを意識できた上で、股関節から歩くことを心がけられるようになると更に楽に歩けるようになります。

中心となる股関節付近の筋肉に硬さがあると、太ももの上がりづらさと地面からの衝撃吸収をうまく行うことができません。

太ももの上がりづらさには、腸腰筋という筋肉の硬さや弱さ、腹筋の弱さなども関連し、踵の地面接地に影響を及ぼすのです。

股関節周りの体操や柔軟、筋トレなども身体を守るためには必要となってきますが、踵接地を意識することがまずは一番良い股関節周りの筋トレになり、柔軟体操にもなります。

踵接地のサポートとして『インソール』を靴底に入れるのもおすすめです。

(特に、体重がある方や、もうすでに足に痛みがある方、せっかちな方)

値段はピンキリではありますが、踵を包み込んでくれるものであればひとまずはしっかりとサポートしてくれるので試してみましょう。

このように要点を抑えることで、地面との摩擦音を最小限に抑え、地球にも身体にも好影響を与えることができるのです。

最後に

日々をていねいに生きるという中でも「歩き方」は日常動作であり、必要不可欠なことです。

場合によっては生活を脅かすほどの身体の状態にもなり兼ねません。

踵のように、身体の形には必ず意味があります。

自分を知ることは自分を守ることにつながります。

自分を守れれば、自分以外の人も、モノも、そして地球も守ることができます。

まずは「歩き方」という小さなことかもしれませんが。ていねいに取り組んでみることで必ず自分に良い形で帰ってきます。

明日から、またていねいに生きていきましょう。

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